どうしてこうなるの?私達の日常生活
「いい加減にしろ(怒)」
進の後ろから写真を取り上げた城島。そして、その写真を見て驚きながらも、桜に写真を返す。
「あ、ありがとう・・・ございます。」
桜はその写真を見ながら、こう話し始めた。
「実は・・・これ・・・」
おどおどしながら、話そうとするのだがなかなか言葉が出ない桜。そんな桜に「何々?」とあおる進。そしてそれを咎めるようにじっと睨んだ城島・・・
「これ・・・両親の結婚式の写真なんです。」
「「・・・・えっ!!」」
あまりの事実に、驚きを隠せない城島と進。城島にいたっては、病院で桜の両親と会っているだけに、開いた口が開かなくなっている・・・。
「パパもママも、昔暴走族の総長をやってて・・・、私が出来て結婚したそうです。その時に、私の為に・・・」
「今のスタイルになったと。いいお父さんとお母さんじゃないか!」
城島は、そういって桜の頭をなでた。くすぐったそうに、桜の身体は小刻みに体が震える。
「へぇ~!俺も会ってみたいな~、桜ちゃんの両親(笑)」
そういいながら、コーヒーを口にする進であった・・・。