どうしてこうなるの?私達の日常生活
PM12:00
城島行き着けの洋食屋に向かう城島と桜。路地裏をひたすら抜けていく二人。そしてその場所に到着する・・・。
「着いた!」
「ほ、本当にここ・・・」
そこは、またしても路地裏の店だった。
あまりにもレトロな外観のビル。しかし、その周辺に人気がない・・・
「ここ、本当にお店なんですか?」
「そうだ、行くぞ(笑)」
城島の後を着いてビルの中へと入る桜。
階段を上がって、上がって・・・3階に到着。その廊下の奥にメニュー黒板が小さく自己表現している。
「おっ、今日はやってるやってる!」
城島は、その廊下を歩いていく。桜もチョコチョコ付いていく・・・
カランカラン・・・
「いらっしゃいませ。」
桜の視界に広がっていたのは、すごく明るい空間だった。城島は「2人で。」と言うと、そのまま窓際のテーブルへと足を進める。桜もその後をついていき、城島の向かいに座る。
そして、エプロンをつけた店員がグラスに入った水とメニューを机にそっと置いた・・・