どうしてこうなるの?私達の日常生活

その頃ジェインと小中はホテルで楽しんでいた。

しかし…


「どうしたの?」


いつもと違うジェインに小中は戸惑っている。
「はぁ?何が?」と返すジェイン。そんなジェインに「なんか変。」とぶっきらぼうに言葉をぶつけてベットを出ようとする。すると、ジェインはグッと小中の右手を握るとそのまま引き戻す。


「気持ちが落ち着くから…」


ジェインのその言葉に甘える様に、小中はそのままじっとしている。そんな小中にジェインは耳元で「明日必ずパーティ行こうね。」と囁いた。


「まだ、行くって言ってないじゃん。」


ジェインの目を見てはっきり伝えようとした小中だったが・・・


「zzz・・・」


ジェインは眠ってしまっていた。

小中は、ふてくされるように眠ってしまう。しかし、ジェインは眠っていなかった。ある程度の状況を予測してわざと眠ったフリをしていたのである。


「寝た寝た(笑)」


そういうと、ジェインは小中の頬にキスをして、抱きしめると静かに眠った。

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