どうしてこうなるの?私達の日常生活
午後6時
限定セットの販売開始。
整理券ごとに並ばされていく客。そこにデパートの店員が希望数量と名前を聞いていく。
「「「5セットください。」」」
桜も小中もあやめも店員にそうつげる。
あやめが考えていたのはこうだ。
1:一人5袋(7500円分)購入
一袋に5ブランド、1ブランドにつき1種類=一袋5箱は最低入っている。5袋買う事で最高で25種類Getできる。
2:それぞれの袋の中身をチェック→選択
3人で3種類×5袋=25袋分のチョコレートがある。そこから“彼氏・父親用”“自分用”“ダブったやつ”に仕分けていく。
3:ダブったやつを仕分ける。
ダブった奴は、会社や学校に持っていく。その為、見た目や数などを考慮して仕分る。
数十分後
「お待たせしました!!」
桜が、5つの袋を抱えて小中姉妹の元に帰ってきた。
「さ、分けましょうか。」
「会社の会議室でしましょう。」
「この時間だったら、まだ空けてくれそうですね。」
「それに、仲間をこんなにも見つけましたわ(笑)」
小中の後ろから、他の女子社員が続々と登場。さらに、ミヤサカの秘書にあやめの友人まで・・・。
「大体みなさん“考えてる事”が一緒だったので、交渉させていただきましたわ(笑)」
そう微笑みながら話すあやめに「義理は“義理”だから何でもいいってことね(笑)」という事を平然と言ってのけた小中。そんな姉妹を中心とした“烏合の衆”で会社に向かうのであった。
その頃男性陣はと言うと・・・
「なんか今日は、用事だって言うんですよ~!!」
「大体何かわかるけどな(笑)」
会社近くのバルで部署の垣根を越えての大宴会の真っ最中だった・・・。そこには、城島、ジェイン、そして・・・
「明日ノ準備ナノデスヨ、キット!」
ミヤサカも一緒だった・・・。