どうしてこうなるの?私達の日常生活
そんな気持ちを隠しつつもそつなく仕事をこなす桜。その姿を城島はじっと見つめている。
そして、パソコンの社内メールを開いた。
ピコンっ
「誰だろう…」
桜は仕事の手を止め、メールを開く。差出人は城島だった。
“無理すんな。気にするな、忘れろ。”
その一言だけだった。
「えっ?もしかして…見られて…た?」
体がゾッと寒気を感じていく桜。どう返信していいかわからず…
“どういうことですか?”
と返信。そして帰ってきた答えは…
“さっきの彼氏についての修羅場。もしかして昨日の原因それか?”
返す言葉がなかった…