どうしてこうなるの?私達の日常生活
「さ、桜…」
バスタオルをまいただけの桜が城島の前に…
「か…要…さん…」
「…ご、ごめん…シャワーだったんだね(笑)」
城島は、静かにリビングへ直行。桜は、その場で服を着替え髪をドライヤー乾かし始めた。
(ふ~っ…どうなるかと思った。)
そう思いながら、ドライヤーを止めると、メイクを始める。その時…
(って、すっぴん見られてた…)
絶望に近い感覚に襲われる桜。パフを持つ手が震え始める…
「桜…もういいか?」
その声に気付くのだが…怖くて振り向けない。
「どした?」
「こ、来ないでください!」
大きな声で城島にそういってしまった桜。あまりの事に城島は声が出なくなってしまう。