甘い恋の始め方
「そ、そうじゃなくて……ああん……はぁ……き、聞こえちゃう……ひゃん」

ぐぐっと昂った彼のモノが柔壁をこすり上げるように入ってきた。

「ここはそんなに壁が薄いのかい?」

鬼畜な楽しげな声だ。

固く屹立したモノで突かれ、激しく上下に揺さぶられ理子の理性は飛ぶ一歩手前だ。

「悠也……っさん……ああっ……」

「結婚したら出て行くんだ。気にしなくていい」

「ん……でも……」

「俺を欲しがったのは理子なのに?」

「意地悪……」

恥ずかしそうに呟く理子に悠也は笑う。

ブラウスが腰に留まったまま、淫らに乱れる姿にさらに欲情は増してくる。

その姿のまま抱き上げるとシングルベッドに下ろし、唇を重ねる。

そこからふたりの理性は皆無に等しく、肌を重ね合わせ快楽をむさぼった。

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