『イロモノなアタシⅡ 小鬼更正計画』
こうして、波乱のMANZAIーGPを終えた後の楽屋で、帰り支度をしているとドアがノックされた。
「いいかな? ちょっと」
真島さんと敬介が2人、何かを後ろに隠して入り込んで来る。
「何や? 」
秀一郎は表情をくもらせ、摩理依はすぐに立ち上がるとツカツカ2人に歩み寄った。
「同点やったからって……」
言いかけた瞬間、後ろに隠した物を前にかざす。
「おめでとう」
「プレゼントだよ」
それはシャンパン、しかも今、栓を開けようとしている。
「やっ、止めて下さいっ! 」
「いいじゃん、クリスマスなんだからさっ! 」
ポーンと音がして、栓が飛ぶと中から液体が勢い良く飛び出して来た。
「飲もうぜ、残念会だ」
「アンタら、何を用意してんねん」
「いいかな? ちょっと」
真島さんと敬介が2人、何かを後ろに隠して入り込んで来る。
「何や? 」
秀一郎は表情をくもらせ、摩理依はすぐに立ち上がるとツカツカ2人に歩み寄った。
「同点やったからって……」
言いかけた瞬間、後ろに隠した物を前にかざす。
「おめでとう」
「プレゼントだよ」
それはシャンパン、しかも今、栓を開けようとしている。
「やっ、止めて下さいっ! 」
「いいじゃん、クリスマスなんだからさっ! 」
ポーンと音がして、栓が飛ぶと中から液体が勢い良く飛び出して来た。
「飲もうぜ、残念会だ」
「アンタら、何を用意してんねん」