『イロモノなアタシⅡ 小鬼更正計画』
今夜は祭り
シャングリラに到着すると、すでに後輩の若手芸人たちは飲み始めて大騒ぎ。
「おーっ! 来たぞぉーっ! 」
「敬ターン! 」
蘭子さんは嬉しそうに敬介へ飛びつく、ママは我が子を迎えるように秀一郎と万里也の手を取って、真島さんはクミさんミミちゃんにはさまれて上機嫌。
「またここかいな」
「この間はゴメンなさいねー、いきなりで。さっ、座って」
2人を見張るために、あたしと米山もママの席へ座る。
「いつもウチの娘がお世話になってます」
「どういう意味やねん、それ」
「ごめんね、あの、ママはあたしのお父さんで……」
聞いた秀一郎はメガネを落す、そりゃ驚くよなー。
自分のマネージャーの親が、オカマなんだから。
「大沢、シャレやないやろな」
「当たり前よぉー、さっ、飲んでちょうだいっ」
取り出したのは、深緑のボトルに入った赤い液体。
ワインじゃないでしょうね、ちょっと。
「おーっ! 来たぞぉーっ! 」
「敬ターン! 」
蘭子さんは嬉しそうに敬介へ飛びつく、ママは我が子を迎えるように秀一郎と万里也の手を取って、真島さんはクミさんミミちゃんにはさまれて上機嫌。
「またここかいな」
「この間はゴメンなさいねー、いきなりで。さっ、座って」
2人を見張るために、あたしと米山もママの席へ座る。
「いつもウチの娘がお世話になってます」
「どういう意味やねん、それ」
「ごめんね、あの、ママはあたしのお父さんで……」
聞いた秀一郎はメガネを落す、そりゃ驚くよなー。
自分のマネージャーの親が、オカマなんだから。
「大沢、シャレやないやろな」
「当たり前よぉー、さっ、飲んでちょうだいっ」
取り出したのは、深緑のボトルに入った赤い液体。
ワインじゃないでしょうね、ちょっと。