『イロモノなアタシⅡ 小鬼更正計画』
支度を終えた悪魔達が楽屋から出て来ると、助監督さんが今日の説明を始める。
「まず、事前にお渡ししてあるコンテをご覧下さい」
それは大丈夫、しっかり2人に渡してあるから。
「なあ、こんなんつまらんし」
「そやな」
出た、ワガママ攻撃!
言っておくが、このプロモの撮影の監督は、色んなアーティストの指名が掛かる程の人なのだ。
それをわざわざ呼んで、このコメントですか!
「じゃあ、どうしたいん? 」
呆れてるよ、監督が。
「自分らで考えたプランがあんねや、な、秀一郎」
「これ」
差し出したのはノートパソコン。
まさか、これにデーターが出来上がっているとか言うんじゃないだろうね……。
渡されたパソコンのモニターを覗いた監督は、ちょっと沈黙する。
「まず、事前にお渡ししてあるコンテをご覧下さい」
それは大丈夫、しっかり2人に渡してあるから。
「なあ、こんなんつまらんし」
「そやな」
出た、ワガママ攻撃!
言っておくが、このプロモの撮影の監督は、色んなアーティストの指名が掛かる程の人なのだ。
それをわざわざ呼んで、このコメントですか!
「じゃあ、どうしたいん? 」
呆れてるよ、監督が。
「自分らで考えたプランがあんねや、な、秀一郎」
「これ」
差し出したのはノートパソコン。
まさか、これにデーターが出来上がっているとか言うんじゃないだろうね……。
渡されたパソコンのモニターを覗いた監督は、ちょっと沈黙する。