聖なる夜に口付けを




そして隣を見上げればこちらを見つめる優斗と目が合う






「幸せにする」




静かに呟かれた誓いの言葉と近づく距離





なんだ、そんな優しい顔もできるんじゃん


だなんて冷静に考えながらも、




チュっとわざとらしく音を鳴らした触れるだけのキスに、


可笑しなくらいに高鳴る鼓動に、


流されてもいいやって思ってしまった






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