聖なる夜に口付けを

「俺がどこで誰といようと関係ない。そんな関係は終わり。気にしろ、嫉妬しろ、」

「っん」

「怒れよ。」

耳元で囁く声は切なくて、顔が見たいのに見れない。


「あと一つ…」

耳元から吐息が離れていく。


「あっ」

うなじを這う唇と舌。


「他の男とどうこうなんて考えんな。」


「んあ、、」

合間に感じる痛みはきっと独占欲の証。


「一人で外歩きゃ目立つに決まってる。自覚しろよ。」
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