聖なる夜に口付けを
「もしかして、ヤキモチ焼きなの、?」
ピタっと優斗の動きが止まった。
「…」
「…」
「…ちょっ、」
無言で再開し出した優斗
「あたし話の腰を折られるの大っ嫌い。知ってるでしょ?」
なんとなく、冷静に言ってみる。
すると優斗は動くのをやめた。
「はぁ…お前がそう思うんならそうじゃねえ?」
「なにその曖昧な回答」
「じゃあその前にお前が答えろよ。なにが気に入らない。先に質問したのはおれだ。」