恋箱。



「あれ??あれそうかな??」



2時間ちょっとが過ぎてコンビニに車が止まった。


近くに止まったそのバンはアキラさんの「探偵用目立たない仕様」だったから逆にすぐ分かる。

小汚い目立たない車がポイントらしい。



「あやちゃんお待たせ~早速乗って!」


言われるままに車に乗り込む。



アキラさんが来てくれても……アタシは不安が消えない。




もし……アキラさんも分からなくってもう帰ろうって言われたら??



このままこの場所ともお別れなのかな??



せっかく来たのに……そう思うと切なくなる。




流れる景色。


アタシ達は無言だった。





少ししてアキラさんは


【←この先グリーンヒルズ】


と書かれた看板を急に曲がった。







!!!!!










もしかして?









この先って……??









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