恋箱。
でも、最近は切ってない!!
薬も控えられてた。
胃痛も貧血も良くなって来てる。
なにより!!
今の貯金じゃまだ暮らせないかも……そう言われてこれ以上遠距離の期間が延びるのはイヤだったんだ。
リュウジはにっこり笑って言った。
葵がこんなにやる気になってるんだもんな、小さく呟くと
「よし!じゃあ面接行ってみるか??」
アタシ達の未来が見えた瞬間。
狭い実家のアタシの部屋だけど……朝日の中、キラキラと光で溢れてた。