Bitter Sweet
「同棲してても、大きな価値観のズレとかもなかったしね?」
美咲は彼といるのが当たり前のように続けていけるって、
そんな未来が見えたのかもしれない。
「どれだけ自分を相手に見せられるかも、大切かも。飾ってちゃ生活なんて出来ないでしょ?」
美咲が言うと、
「確かにね~、つい自分をよく見せようとしてムリしちゃうと後から修正しづらくなって大変だよね~。」
菜央がウンウン、と頷いてサラダを摘まんだ。
「自分が自分らしくいられる相手、かぁ…。」
私は呟いて、昂くんといる時の自分を思い出してみた。
昔から知ってる仲だから、
特に緊張してるわけじゃない。
むしろ、お互い大体のことは解ってて、ラクなくらい。
一緒にいると、あったかくなれる。
…安心する。
昂くんの笑顔を見ると、胸がキュンとする。
これは、きっと。
好き、の一つの形。
美咲は彼といるのが当たり前のように続けていけるって、
そんな未来が見えたのかもしれない。
「どれだけ自分を相手に見せられるかも、大切かも。飾ってちゃ生活なんて出来ないでしょ?」
美咲が言うと、
「確かにね~、つい自分をよく見せようとしてムリしちゃうと後から修正しづらくなって大変だよね~。」
菜央がウンウン、と頷いてサラダを摘まんだ。
「自分が自分らしくいられる相手、かぁ…。」
私は呟いて、昂くんといる時の自分を思い出してみた。
昔から知ってる仲だから、
特に緊張してるわけじゃない。
むしろ、お互い大体のことは解ってて、ラクなくらい。
一緒にいると、あったかくなれる。
…安心する。
昂くんの笑顔を見ると、胸がキュンとする。
これは、きっと。
好き、の一つの形。