Bitter Sweet
その晩は、結局、全然眠れず。

気づけばもう夜は明けて、
新しい一日が始まろうとしていた。


仕事ですぐ高梨と、昂くんとも。顔を合わせる羽目になる。


ー無理。

どんな顔して仕事しろっての?

昨日の今日で。

出張の予定もなかったし。


泣き疲れてもいた私は、

その日、大人気ないと分かっていながらも。

ー仕事を休んだ。




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