Bitter Sweet
有田さん…昂くんは。
私が高1、彼が高2の時から、2年位付き合った人だった。
私が入っていた弓道部の先輩で、クールで、知的なのに、弓を引く時の腕がたくましくて。そのギャップもただただカッコ良くて。憧れて。
クールに見えるけど実はさりげなく優しくて。
…大好きだった。
玉砕覚悟で、私から告白した。
そしたら、まさかのOKで。
…夢を見てるみたいだった。
初めてのキスも。
初めて肌を重ねたのも。
…私の初めての恋愛の相手が、昂くんだった。
彼が大学に入ってからはやっぱりすれ違いの生活で。
連絡も減って。
自然消滅みたいなものだった。
それでも、律義な彼は、
ちゃんとお別れの言葉をくれた。
終わりを予感していたし、
しょうがないことだって、割り切ってた…つもりだった。
それでも、別れた日は。
涙が止まらなかった。
彼がくれた思い出が、どうしようもない位私にふりかかってきて。
あんなに切なくて甘くて苦い、キラキラした恋は、もう出来ない…
そう、胸の中に閉じ込めて大切にしまっていた。
今となっては、いわゆる青春時代のいい思い出だった。
私が高1、彼が高2の時から、2年位付き合った人だった。
私が入っていた弓道部の先輩で、クールで、知的なのに、弓を引く時の腕がたくましくて。そのギャップもただただカッコ良くて。憧れて。
クールに見えるけど実はさりげなく優しくて。
…大好きだった。
玉砕覚悟で、私から告白した。
そしたら、まさかのOKで。
…夢を見てるみたいだった。
初めてのキスも。
初めて肌を重ねたのも。
…私の初めての恋愛の相手が、昂くんだった。
彼が大学に入ってからはやっぱりすれ違いの生活で。
連絡も減って。
自然消滅みたいなものだった。
それでも、律義な彼は、
ちゃんとお別れの言葉をくれた。
終わりを予感していたし、
しょうがないことだって、割り切ってた…つもりだった。
それでも、別れた日は。
涙が止まらなかった。
彼がくれた思い出が、どうしようもない位私にふりかかってきて。
あんなに切なくて甘くて苦い、キラキラした恋は、もう出来ない…
そう、胸の中に閉じ込めて大切にしまっていた。
今となっては、いわゆる青春時代のいい思い出だった。