生徒会長さんの救世主
「今日、お前のことを他の面子にも紹介する」
他の面子って…カラフルな頭の方たち…
正直言ってまだ怖い。昔のことや昨日のこともあって不良は信じられない。
不安を感じていたのに気づいたのか立花は
「安心しろ。希龍は昨日みたいなことをする奴はいねぇから。」
まっすぐとした瞳でこちらを見つめて言う
自分のチームのこと信頼してるんだな
『 …うん』
「そういえば怪我の調子はどう?」
副総長の立間が心配した表情で聞く
『まだ痛いけど大丈夫。昨日は手当てありがとう 』
「いえいえ。怪我すること多いから手当てするのは慣れてるんだよね。また怪我したら教えてね」
もう怪我したくないな…手当てしてもらう日が来ませんように。