生徒会長さんの救世主
「「「「『はぁぁぁぁぁぁぁ?』」」」」
何言ってんの、立花は。
ってか総長以外のメンバーと声揃ったし。
『立花君ったら冗談きつすぎるよ』
「冗談なんて言ってねぇよ」
マジですか…
「おい、凌空」
「なんだ」
「なんで生徒会長?女だぞ?....姫としてか?」
「いや、面子として。」
ん?どういうこと?
何を言っているのか分からずにフリーズしていると立花が
「お前を希龍に入れて強くなってもらう」
『何で私を希龍に…?』
「それは..強くなってから教えてやるよ」
『断ることは−−−−「出来ない」
ですよね.....
「今から俺らの倉庫に行く。お前も来い」
そ.....倉庫って......
そういえば生徒会の会議で副会長が
「希龍は授業を受けずに倉庫でサボることが多いようですね」って言ってた気がする
倉庫が分からなかった私は質問したら、何にもわからないんですね..みたいな顔で教えてくれたのを覚えている。
ということはカラフルな頭の方がいっぱいいらっしゃるということですよね。
握られていた腕はいつの間にか離されていた。
もしかすると今逃げれるんじゃないかな
『倉庫行く前にちょっとお手洗い行ってきます』
返事も聞かなくて出てきちゃったけど、追ってきて.....ない
よし。全力疾走だ