眼鏡の奥に潜む甘い甘い悪魔



『あ、なるほどー。城田の友達だからかー。…………俺悲しい…。』



あ………



なんだか、ごめんなさい。



わざとらしく泣く真似をしてる高杉君は
すぐ泣き真似を辞めて



『そーんなに、城田のこと好きなんだ!』



なんて反撃してきました。


その言葉に

ボボボッと顔が赤くなるのが分かりました。



それと同時に



『おぃ、高杉。眞田をイジメるな』


後ろからヒョコッと出てきた
城田くんの姿。


イジメるな。


その言葉が頭の中をリピートしてます。

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