眼鏡の奥に潜む甘い甘い悪魔



はわわ。



なんて嬉しい言葉。



その言葉にまた赤くなっちゃいます。



『えー、静華ちゃん。イジメたくなるんだよねー。ほら、顔真っ赤』


ビシッ


と指を刺される私と
城田くんの目が合って………



と、溶けちゃいそうです。




だって、だって、


教室で、勉強会じゃないのに
城田くんが側にいるんですもん!



『高杉、お前はあたって砕けて来い』


『ひどっ!砕けては余計だろ!』


高杉君はチラッと雪恵を
見て、また城田くんを睨んでる。

あれ、あれれ。


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