眼鏡の奥に潜む甘い甘い悪魔
『よっし、これでどうよ』
はいっと鏡を見せてくれる。
はぁぁぁ。
これが私ですか……。
『まぁ、土台がいいからね悔しいことに』
『え?』
ボソッと呟くお姉ちゃんの声
聞き取れなくて聞き返すけど
『別にーきちんと告りなさいよ』
そうスルーされてしまいました。
『告っ…………てるかな』
一方的にかつ、強引に告りましたよ。
今になり後悔してる告白の仕方ですよ。
『え、なにそれ。じゃあ返事待ち?』
『まぁ、そんなとこ……かな』
『じゃあ尚更頑張りなさいよ!』