眼鏡の奥に潜む甘い甘い悪魔



『眞田なに百面相してんの?』




ドキッ-



バッと顔を上げるとそこには
相変わらず意地悪そうに笑う彼。



し、私服だ。



意外にオシャレさん。



『こ、こんにちは!』



『おう。相変わらずだな』



はぁぁ、テンパッてしまった。


落ち着かせてたのに…失敗です。



『あれ、眞田いつもとメイク違う』



ジッと見つめて顔を近づけてくる城田くん。


ち、近い。


近い近い近い…………。






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