眼鏡の奥に潜む甘い甘い悪魔
『眞田。奢るとかじゃなくてお礼の仕方はある。だからお金は未来の彼氏にとっとけば?』
『…………優しいですね城田くん。うん、未来の彼氏様に付かいます!』
待っててね未来の彼氏様!
城田くんの優しさを無駄にはしないですよ!
『ふっ………ほんと眞田ってバカ』
『へ?なんですか』
『べつに?ほら問題』
ビシッとプリントに指をさし
また本へと視線を戻してしまう。
さぁ、静華。
がんばりますよ!
んー!
やっと終わりました!
問題がびっしりのプリントから
手を離して上にのびをする。
すごく集中しました。
質問なんてせずに集中して
やればできるますね。
なんて。