新宿トライアングル



それは……すげー勢いで胸が痛くて、顔を見るだけで心臓がぎゅっとなって……。



衝動的にブランドのショップに走り、優亜の着ていたのとジャケットを買った。




体格のいい俺にそれは似合わなくて、ほっとしたような、寂しくなったような。



優亜の姿を頭から先まで見ていても飽きなかった。



俺は俺。



優亜は優亜。



追いかけたって仕方が無いのに、止まらない。




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