魅惑のキスネコ!【完】
「ッ・・!?!?!?」
愕然とするあたしをからかう様に
その尻尾はユラユラと揺れる。
四つん這いのままあたしはその尻尾に近づき、じっと見つめる。
「ははは。カナがネコみてぇだな」
暢気に笑う尻尾の持ち主。
てかなにこれ・・どーなってんの?
そっと手を伸ばしてそれに触れようとした。
「だぁっ!触んな!」
そいつがバッと振り変えると
目の前の尻尾があっという間に男子のソレに。
「んぎゃぁぁああああ」
グロテスクなソレのドアップに
あたしはまた、叫ぶ羽目になってしまった。