魅惑のキスネコ!【完】
「いいよサヤカちゃん、
ゆっくり休んでて?
部活帰りで疲れてるでしょ?」
「全然大丈夫ですよ!
うーん・・じゃぁ私、
テーブル拭きます!
テーブル拭き借りていいですか?」
キッチンには
入らないほうがいいのかと思ったのか。
サヤカちゃんは
キッチンに入らなくても出来る
お手伝いに切り替えた。
ほんっと、いい子ッ!
もうキュンキュンしてしまう。
「本当に大丈夫よサヤカちゃん。
もうテーブルも拭いてあるし
セットアップされてるから。」
あたしはサヤカちゃんの肩を掴み
ソファに促す。
「はい、座ってて?
テレビでもみててね。」
「カナさん・・。
すみません。
ありがとうございます」
申し訳なさそうに言うサヤカちゃんに
あたしもにっこり微笑んだ。