魅惑のキスネコ!【完】

ジンが帰ってきたところで
さっそく夕飯にする。

メニューはドライカレー。
サラダにスープと
得意料理の一つのから揚げも。


「わぁっ!
美味しいっ!
から揚げすごく美味しいです」

「ありがとうっ。
昨日から下味つけてあるんだよ!
味がしみてるでしょ?」

「はいっ。
ドライカレーも美味しいです。
おにいちゃん、
毎日こんなに美味しいもの食べてるなんて
幸せだね!」

サヤカちゃんがジンの顔を覗く。


「本当だよな。
カナに感謝感謝だよ。
いつも美味しい料理、ありがとう」

ジンは素直にそう答えると
にこっとあたしに笑いかけた。

「ふふ、どういたしまして!
でもジンも料理上手じゃない。」

「僕は趣味入ってるからね。
だから片付けは苦手だし・・」

「あ、そうだった。
サヤカちゃん聞いてよ。
ジンって料理しても片付けないんだよ!」

「・・・」

「・・?
サヤカちゃん?」


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