魅惑のキスネコ!【完】

ホッとして胸を撫で下ろすあたしに
ジンが話しかけてくる

「今日さ、サヤカがうちに来たいらしいんだけど大丈夫?」

「え?サヤカちゃんが?
珍しいね??」

サヤカちゃんはジンの妹だ。
高校3年生になったばかりの女の子。
ジンとは年が5個以上離れていて
実家に暮らしている。


「お小遣い目当てだろ。
結婚してから全然会ってないし久しぶりだなー」

文句を言いながらも嬉しそうなジンは
携帯でサヤカちゃんに返事を送る

「何時くらいになるって?」

「ん。すぐ来るってさ」

え、じゃぁ急いで支度しないと・・
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