魅惑のキスネコ!【完】

ネットでニュースをみたり
有名人のブログをみていたら
ふと視線を感じて足元のポパイを見る。


「!」

「あ、気づいた」

ポパイはブランケットに丸まったまま
顔を半分かくしてこっちをみていた。


「ちょ、起きたならなんとかいってよ。
びっくりしたぁ」


「なんかカナ真剣な顔してたからさ。
俺のご主人かっこいいなぁと思ってみてた」


「なっ・・」
なぜか照れてしまうあたし。


「んんーー」
起き上がって伸びをするポパイ。
髪がくしゃくしゃ。

そのままあたしの膝に顔をよせる。

素足の膝にポパイの肌の感触が伝わって
びくっとしてしまった。


「ぷっ。噛み付いたりなんてしないよ」

上目遣いのポパイが憎たらしい。


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