シロップ×シロップ  【完結】
「おかしいではないか?女2人と一緒に住んどるのに、どちらもユイほどの男にナビいとらん」

「・・・まぁ、奈美さんの方は不思議ですけど」

「・・・・・・下僕なんじゃろうな?」
源一郎の目が光る

「は?」

「つまり、下宿の男女も、カリスマ性によって、ユイの支配下にあるんじゃろうなと聞いておる」

「・・・・・・・・・それはもちろん」

「・・・・・・。」
老人は腕を組み
「まぁ、それは後まわしじゃ。・・・バイト。骨董品の店じゃったな?」

「ああ、はい。個人の店ですが上品な感じの・・・」
安間は話題が変わりホッとした

「汗水たらして働くのが気に入らん」
源一郎は扇子を開いた
「つぶす」
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