シロップ×シロップ  【完結】
ヒロキはタバコに火をつけた
(さて、今日はいいとして・・・)

― 客足を継続的に商店街に向けさせるのは無理だろう

毎日チラシを配って宣伝する訳にもいかない

いずれは、近代化されたモールに人は集まる

「ボクらも行こうよヒロキ♪」
ユイが、さわやかな笑顔で振り返る

「ああ・・・。そうだな」
青く広がる空を見上げた後、ヒロキは静かにうなずいた


 
< 1,037 / 1,191 >

この作品をシェア

pagetop