シロップ×シロップ  【完結】
全員が、笑顔で安間の周りに集まる

〔本当は自分が行きたい・・・〕
その気持ちを押さえて、すすめてくれてるのがよくわかる

(・・・・・・・・・断れないッ!)
安間はひきつりながら、ティーカップをテーブルに戻した






「いらっしゃいませ」
扉を開けると、ユイが笑顔で出迎えてくれた

それだけで、女の子たちに緊張が走る

安間は顔を伏せたまま、一番後ろで目立たない様にしていた

親衛隊メンバーがユイをチラチラ見ながら
「こッ、こここの鹿の人形、よく出来てていい感じィ〜〜ッ!」
「この白い角、鬼から勝ち取ったのかなぁ?」
と商品を見るフリをする
< 1,048 / 1,191 >

この作品をシェア

pagetop