シロップ×シロップ  【完結】
『こんにちは』
緊張気味の自分を、ユイはさわやかな笑みで迎えてくれた

その時に感じた違和感・・・。

大学を卒業した社会人の自分が、中学生の男の子に見とれ、緊張も忘れてポーッと突っ立っていたのを覚えている

単に外見の美しさだけでない、何かが彼には備わっていた

(オーラ?フェロモン?)

今になっても、うまく説明できない

が、とにかく今日、久しぶりに間近で会ったユイは、あの頃より数段そういったモノがレベルアップしていた

冷蔵庫からカクテルを取り出し、一気にノドに流し込む
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