シロップ×シロップ  【完結】
「いえ。出来ます」
安間は真っ直ぐユイを見つめた
「少し片寄ってますが、アナタには御前ゆずりのカリスマ性が・・・」


― コンコン♪

ノックの音がした

「食事の用意が整いました」
ヒロキが顔を出す
「安間さんでしたね?貴女もぜひご一緒に」

「美味しいよぉ〜」
リオも顔を出した

「あ・・・えっと・・・」
安間はユイの顔を見た

― なるべく、いや何としても誘いに乗りたい

彼らに極秘で頼みがあるのだ

彼女の視線を受け、ユイは肩をすくめる
「たぶんもう、1人分多く皿が用意されてますよ」

安間はホッと胸をなで下ろした
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