シロップ×シロップ  【完結】
出来るだけ、気さくな感じで答えた

「みっ・・・美優!あっああああ、あたし、誘われちゃったよ!!」
その子は、近くにいた女の子の襟首をつかむと、グラグラ揺さぶり出した

「ちょっ・・・咲子・・・苦しいから」
美優と呼ばれた子は、ほんとに苦しそうだった

「よかったら、美優さんも一緒に食べよ」
美優と共に、あたしは興奮する咲子の腕を押さえつけながら言った

「いっ・・・いいの?」

「もっ・・・もちろん♪」

咲子の力は強く、ふたりがかりで、やっと振り払った。

「つ・・・机持ってきて・・・」

「ケホッ・・・わかっ・・・たわ」
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