シロップ×シロップ  【完結】
「かわいい〜」

「学校の近くの、雑貨屋さんでゲットしたんだ」

「え〜、あたしも欲しいなぁ」

「そう?なら、案内してあげる♪」

一気にガールズトークに華が咲いた

(わざと、真ん中の席にしてくれたのかな?)
美優と咲子、二人と話が出来る様に

咲子は、ユイの隣で緊張してるのか、ひと言も話さないけど・・・

(いい友達が出来そうだな♪)
あたしはルンルン気分で、お弁当箱を広げた

「・・・あれ?日高さんの弁当と、ユイの弁当・・・中身同じじゃね?」
男子の一人が言った

さっきまで、身動きひとつしなかった咲子が、電光石火の早技で、あたしとユイのお弁当箱を交互にのぞき込んだ
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