シロップ×シロップ  【完結】
「ユイさぁ・・・」
ユーシンがユイの肩を抱く
「奈美が言ってたんだけどよ・・・」

「わ、わぁ・・・料理残すなんて小学生みたいッ!」
奈美がさけぶ

「あとで食うから」
手でシッシッとしながら
「ユイの実家って・・・」

「ユーシン」
テーブルの向こうで、1人食事を楽しんでいたヒロキが
「誰にでも、言いたくない事ってあるんじゃないか?」
と言った

― ユーシンは自分の実家の事を思い出した
「・・・・・・・・・まぁ」

「食べよっか♪」
ナツメがユイの背中を押す

「おっ♪早くもアネさん女房じゃの♪」
酒で顔を真っ赤にした源一郎がひやかす
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