シロップ×シロップ  【完結】
「また機会があれば、別の話も聞きたいな〜」

「よっぽど気に入ったんだね。チャンスはいくらでもあるよ」
ヒロキは笑いながら、テラスにタバコを吸いに出ていった

(そうだね)
キッチンから、男3人のはしゃぐ声が聞こえてくる
(あたしも、今はこの屋敷の一員だし。いつか昔話を一緒に楽しめたらいいなぁ〜)

腕を後ろで組み、スキップしながら自分の部屋に戻ろうとした

(・・・・・・・・・あれ?)
立ち止まり、首をかしげる

(リオが来た日の事はわかったけど・・・)
なにか、話の本題を忘れている気がする
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