シロップ×シロップ  【完結】
「お姉ちゃんだぁれ?」
ふいに後ろから声をかけられた

ビックリして振り返ると、鼻すじの通った綺麗な外人の男の子が立っている

まだ小学生くらいだろうか

「・・・きみはだれ?」

玄関の扉が開けっ放しだった

近所の子供かな?

「僕はリオ。お姉ちゃんは?」

リオ?

どこかで聞いた気もするけど・・・

「あたしは奈美、この館の新しい管理人さんだよ♪」

リオはちょっとびっくりした様子だった

「・・・ふぅん、はじめまして」

「はじめまして」

リオがていねいにおじぎをするのでつられてあたしも・・・
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