シロップ×シロップ  【完結】
リオが具合が悪いのを言ってくれなかった事

あたしが気付いてあげられなかった事

ナツメは最後まで、黙って聞いてくれた

「・・・そっか」
話し終えたあたしに、優しく微笑みかけてくれる

「いい子だね。奈美は」

「え?」

「いや・・・」

ナツメは軽く咳払いすると
「医院。普通9時から診療だよね。家と連結してるなら、8時に訪ねていっても大丈夫でしょ。学校行く前に寄ってみる?」

いたずらっぽく笑うナツメ

あたしは一瞬驚いたけど
「行く!!」

「決まり♪」

素敵な提案に、女ふたりで、はしゃぎあった
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