シロップ×シロップ  【完結】
「・・・・・・まさか彼女、あの男に惚れてるんじゃ・・・」
美優を見ながら弐社が言った

「えっ!?いや、確かに仲良さそうだけど・・・」
ユイと話している奈美を見ながら、あゆむが答える

「普通に友達って感じじゃないかな?」

「・・・ふっ」
弐社が肩をすくめた

「彼女の目を見ろ。あれは好きな男を見る目だ」

「そ、そうかぁ??」

四人はすでに歩き出している

「尾行するぞ」
あゆむの肩を叩く

(怪しい・・・もし惚れてたら、ユーシンの立場は・・・)
弐社は、なんともいえない複雑な表情になった
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