シロップ×シロップ 【完結】
オレンジ色の夕焼けが辺りを照らしている
噴水が太陽の光を反射し、一枚の絵画を見ている様だ
「こんにちは」
水辺に立つヒロキの元へ、女の子が手を振りながら駆け寄ってきた
「待ちましたか?」
「いいえ。ぜんぜん」
ヒロキが微笑する
女の子は今日も制服姿だった
「こっちこそ、学校帰りに何度も呼び出してごめんね」
ベンチに置いてあった、包装された板上の物を手に取ると
「・・・本当の良さがわかる君へ」
女の子に手渡した
「??・・・これは?」
渡されたものを、両手に抱えながら見つめる女の子
噴水が太陽の光を反射し、一枚の絵画を見ている様だ
「こんにちは」
水辺に立つヒロキの元へ、女の子が手を振りながら駆け寄ってきた
「待ちましたか?」
「いいえ。ぜんぜん」
ヒロキが微笑する
女の子は今日も制服姿だった
「こっちこそ、学校帰りに何度も呼び出してごめんね」
ベンチに置いてあった、包装された板上の物を手に取ると
「・・・本当の良さがわかる君へ」
女の子に手渡した
「??・・・これは?」
渡されたものを、両手に抱えながら見つめる女の子