シロップ×シロップ  【完結】
「そんな・・・30万なんて無理ですよ。この前のだって親にバレたら・・・」
大きな体をちぢこませながら話している
「ヒッ!・・・わ、わかりました!何とかします!」
電話を切ると「ふぅ〜」と、ため息をつく

「・・・こんにちは」

「ヒッ!?」
いきなりユーシンに声をかけられ、飛び跳ねる

「ごめんよ。電話の内容聞こえてしまってね・・・カツアゲかい?」

「ユ、ユーシンさん」
男は、相手がユーシンだとわかりホッとしたみたいだった

「確か・・・田所くんだったよね」

「はい。あの・・・この事は親には内緒に・・・」
大きな体で手を合わせる
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