シロップ×シロップ  【完結】
(・・・・・・・・・。)
ユーシンは腕組みをした
「内緒にしても・・・お金は親のを渡すんだよね?」

「はい・・・。渡さないと何をされるかわかんないんです。あいつら・・・本当に恐ろしい奴らで」

「あいつら?」

「うちの高校仕切ってるグループです」

「ふ〜ん」
(情けねぇヤローだな。デケェ図体して)
ユーシンは不機嫌な感情が顔に出ない様に注意しながら
「いつ渡すの?僕も一緒に行って話してあげるよ」

「えっ!?駄目ですよ!ユーシンさんに何かあったら親父に・・・」

「だったらきみが守ってよ♪」
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