シロップ×シロップ  【完結】
ロック調の曲が室内に響きわたり、ユーシンが迫力ある歌声を披露する


「・・・なるほど」
ヒロキが感心した

「ねっ♪実はユーシンうまかったんだよ♪」
ユイが言う

「脳ある鷹は爪を隠す・・・か」
ヒロキは腕組みした


「あ〜、間違えた〜」
リオがつぶやく

奈美が不思議そうに
「間違いって?・・・歌詞?」

リオが首を横に振る
「音ぉ」

「・・・音?」
奈美が耳をすます
「音って音程?合ってるんじゃない?合ってない方が面白いけど・・・」

「合ってないよ〜」
リオがストローでテーブルを叩き始めた


トントン、トントン
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