シロップ×シロップ  【完結】
(まわりはいつも・・・ナンパな弱々しい男ばかりだった)

窓際の席で、友里は外の景色を眺めていた

隣の席では、ユーシンが静かな寝息を立てている

(・・・・・・ユーシンに出会うまでは)


小さい頃から“かわいい”と呼ばれ、周りの男たちからチヤホヤされてきた

それが当たり前だと思ってたし、当然、悪い気もしなかった


初めて男と付き合ったのは中学生の時

クラスで一番モテる男子だった

告白は向こうから

特に好きでもなかったけど、当時の自分的に「クラスで一番モテる」という部分がポイントとなって、付き合う事にした
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