シロップ×シロップ  【完結】
「ユーシン、もうすぐ着くってぇ〜」
通路をへだてた席から、リオがユーシンの肩をポンポンと叩いく

「・・・ムニャ・・・・・・スゥ〜・・・」

「起きないよぉ〜」
リオが隣の奈美に言う

「国内線で爆睡すんなよな・・・友里、悪いけど起こしてくれる?」

「おっけぇ〜」
友里はユーシンの耳元に唇を寄せ
「そろそろ到着だってさ。“坊ちゃんカット♪”」

「だっ、誰が坊ちゃんカットかッ!?」
ユーシンが飛び起きた

あっけに取られる奈美とリオ

「・・・・・・・・・んッ?夢か???」

「もうすぐ着くってさ♪」

「マジ!?早ェな」


二人が話しているのを見ながら
(坊ちゃんカットね・・・・・・朝起こすの楽になった♪)
奈美はニヤニヤした
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