シロップ×シロップ  【完結】
「・・・・・・奈美ちゃん」
階上から声がした

見上げると、手すりに寄りかかったヒロキが軽く手を振っている

「そいつ、田山優真。よろしくね」
次に田山の方を見ると
「ユーシン、彼女管理人の日高奈美さん。こんな時間に帰ってきたお前が悪い。寝ろ」
そう言うと、欠伸をかみ殺しながら自室に去っていった



― お互いを見つめ合う

気まずい空気が流れた

「ケッ!」

「ふんだ!」

よく見るとワイルドっぽい感じのイケメンだ

洋服の赤いシミを再確認する
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